申し込みラッシュ!

今年は雪が少ない!なんて前回のブログでお伝えしておりましたが、1月末にちゃんと帳尻を合わせてきましたね。
結局、例年並みの積雪量になりました。
ただ、1月末に降ったドカ雪の直後には、札幌市の除雪も入ってくれたので、道路状況は至って良好で、通勤や移動で苦労することもそれほど多くはなかったです。このまま順調に雪が溶けてくれればいいなと思います。
さて、繁忙期真っただ中です。
ありがたいことに、多数のお申し込みが入っている状況です。
募集物件の70%近くが既に申し込みが入っており順次成約になる予定です。
2月1日時点の入居率は95.79%となっており、3月1日には更に入居率が向上すると思われます。
この繁忙期に気を付けないといけないことがいくつかあります。
①物件の仮押さえ
全ての仲介業者が行っているわけではありませんが、優良物件が市場に出まわると仲介会社が、仮押さえ的に物件に申し込みをしてくるケースがあります。
大抵は、仮押さえしている物件は複数物件あると思われ、仮押さえしている間に、顧客を案内して気に入る物件を選んでもらうわけです。当然、気に入らなかった物件は仮押さえだけされた挙句キャンセルという流れになります。
入居者属性としては大手法人、物件属性としては中央区等の立地が良い場所、高グレード物件、といった特徴があります。
大手法人の場合は社宅代行会社が間に入っているケースが多いのですが、この社宅代行会社はいくつかの仲介業者に情報を出します。仲介業者は他社にこの顧客を取られないために、目ぼしい物件を仮押さえしていき、他社成約の可能性を排除していきます。そして押さえた物件の中で気に入る物件を選んでもらうわけです。
当然、大手法人の場合、中央区に支店等を設けているケースが多いため中央区の物件が狙い撃ちされるケースが多く、また大手法人の場合は会社制度として住宅手当が手厚いことが多く、実際に転勤してくる方の手出しが少なくて済むので、よりグレードの高い物件に引っ越したいわけです。
分譲リース物件なんかは狙われやすいと思います。
この大手法人の仮押さえはなんとなく気配で分かります。申し込み情報が埋まらない、審査手続きが順調に進まない、仲介担当者とうまく連携が取れない等の特徴があります。ただ、仮押さえしている複数物件の中から当社募集物件を選んでくれる可能性ももちろんあるので仮押さえと決めつけて一方的にキャンセルにするのもリスクがあり、その時々の状況で判断するしかないのが現状です。
※すべての仲介会社様が仮押さえ的なことをやっているわけではありません。一部の仲介業者、一部の仲介店舗にて行われていると思われます。
②審査が通る見込みが低い入居希望者をズルズルと引きずる。
これも繁忙期あるあるです。この時期では2番手、3番手の申し込みが入るようなケースもあります。
物件の賃料に対して年収が低い等の属性が良くない入居希望者の申し込みをズルズルと引きずって審査不承認。
2番手で進めようとしたら、すでに2番手の申し込みの方は別の物件にしてしまった、というようなケースもあり得ます。
物件にもよりますが、一つの申し込みに対して審査等の時間をかけすぎてしまって、結局どの申込も成約に至らないなんてことになると機会損失でしかないので、スピード感が重要です。
というわけで、今回は繁忙期の申し込み受付時の注意点を掲載してみました。
(あくまで管理会社目線です)
管理のご相談はこちら
お電話での
お問い合わせはこちら011-865-1616(代)