最近のこと。
さて、随分寒くなってきました。
最高気温こそ20度台にギリギリに乗っていますが、最低気温は10度台前半。
夏場は、Tシャツやポロシャツ着用のクールビズスタイルでしたが、さすがに朝夕と寒すぎるのでジャケパンに逆戻りです。
ただ、賃貸管理会社って思った以上に ”人に会わない” のですよね。
入居者様とお会いするのは主に退去立ち合い時くらい。
オーナー様とは、電話やライン、メールでのやりとりが主で、会う機会はかなり少なめ。
となると、スーツやジャケットを羽織る必要性に疑問を持ち始めました。
現場作業もそれなりに多い賃貸管理の仕事では、せっかくの綺麗なスーツもしょっちゅう汚れてクリーニング行きということも多いので、「こんな残念な現実と向き合うべきでは」と考えるようになりました。
賃貸管理会社の服装の最適解を見つけたいなと思って、色々と検討しています。
あと、少し前にGoogle Workspace(Business Standard)を導入しました。
目的は色々とあったのですが、メインはこんな感じです
①AIの活用、およびAI利用による情報漏洩リスクの低減
②業務アプリ(Google AppSheet)の作成および活用
です。
①については、当社ではAIを積極活用していますが、フリーで使用できる生成AI(チャットGPT、Gemini 等)は、入力した内容が生成AIの学習に使われることから、個人情報や機密情報は入力しないように配慮しなければなりません。
その点、Google Workspace(Business Standard)では、Geminiを使用しても生成AIの学習に使われることがありません。高度なセキュリティとプライバシーが確保されます。
実際の業務でもフル活用しています。文書作成や文書校正、アイデア出し、調べもの各種。
まだAIの能力をフルに使いきれていないのは自覚していますが、それでも確実に生産性が上がりました。
今後、人材不足等から、ビジネスにおいてAIを活用できない企業は淘汰されていくと個人的には思っています。
今後は、AIに的確な指示(プロンプト)を出す能力、AIが生成した情報を評価・活用する能力、AIを業務に組み込み設計する能力、こんなところが求められる時代になってくると思います。
もちろんAIが代替できないコミュニケーション能力等は引き続き必要であることは言うまでもなく。
②については、AppSheetというのは、プログラミングの知識がなくても、誰でも業務用のアプリを作れるサービスです。(Google Workspaceを利用していなくてもAppSheetは利用できますが有料です。)
分かりやすい例でいうと、
・日報アプリ:外出先から写真やGPS情報付きで日報を提出できる
・在庫管理アプリ:バーコードをスキャンして在庫情報を更新できる
こんなことができます。
Googleのサービスなので、グーグルチャットやGmailとの親和性も高く、情報更新されたらチャットやメールで通知、なんてことも出来ます。
市販のサービスを活用すればいいかもしれませんが、サービス内容が過剰であったり、逆に微妙に足りていない、なんてことも多いと思います。
その点、AppSheetは、自社開発ですので、必要な部分だけのアプリを作成することが可能です。
プログラミング知識がなくても作れますが、誰でも簡単に作れるというものではなく、かなり勉強が必要です。
しかも、現時点ではAppSheetは、日本語対応していないので、作ったアプリで何かしらのエラーが出た場合、全て英語でエラーが表記されます。
↓アプリ作成画面↓

エクセルとかスプレッドシートと異なり、AppSheetはアプリ作成ツールのため、UI(User Interface)の差は歴然です。また出来ることも圧倒的に多いです(当然、エクセルやスプレッドシートの方が得意なものもありますが)。
実際に入退去アプリというのを作成し、退去受付~退去立会~原状回復~募集~申込~入居前チェックという一連の業務について、一目で各案件の進捗を把握できるアプリを作成しました。当然社員全員で共有できるのでミスの軽減に繋がります。
社内リリースしたばかりなので、使っていくうちに改善ポイントも出てきそうですが、今の所順調です。
どんどん活用して、生産性向上、ミスの軽減、を目指したいと思います。
というわけで、今回は、「最近こんなこと考えています」、「最近こんなことやりました」シリーズでした。
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