ゴミ箱が荒れている原因
昨日今日と札幌は暴風雪警報が出ております。
市内道路は吹き溜まった雪のせいで交通渋滞が発生。
朝の通勤、夏場で20分くらいですが、1時間かかりました。
さて、アパート・マンションにおけるゴミの問題は、管理会社を悩ませます。
大前提として、入居者様にはゴミ出しルールをしっかり守って頂く必要があるのですが、そうは言ってもルールを守らない輩がいるのも事実。
ルールを守らないと回収されないゴミが増え続け、他の人がゴミ箱を利用できず、ついゴミ箱の外にゴミを置いてしまい、それをカラスがつついてゴミが散乱、というのがよくあるパターンです。その都度管理会社がゴミ箱を整理しに行くわけですが、物件に行って、作業して、帰ってくるだけで、冬場だと3時間かかります。
ルールさえ守ってくれれば発生しないこの業務。生産性は激落ちです。
ただ、入居者がルールを守っていても、外的要因によってゴミ箱が荒れてしまうケースというのもあり、今回はその事例と、実際に行った対応策をご紹介します。
ケース①:ゴミ箱を開けていたのはカラス
ゴミ箱が荒れ気味となっていたこの物件。
ゴミ箱の容量が足りないわけでもなく、カラスなどの動物が入り込む隙間もない。
にも関わらず時折ゴミがゴミ庫前に散乱している状況ありました。
原因は、以下青丸のドアハンドルにカラスが乗り、ハンドル上でカラスがトントン動くことで、少しずつハンドルを下げてドアを開けていたのです。
カラスの能力に驚きです。
上記が判明したので、以下赤丸の個所にスライドロックを設置してカラスが開け閉めできないようにしました。
2.積雪によってゴミが散乱し易くなっていたケース
お見苦しい画像を付けますが、かなりゴミ箱が荒れています。
この原因は、ゴミ庫にかかっているメッシュシートが積雪により徐々に持ち上がり、隙間が出来てそこからカラスがゴミを引っ張り出していました。
というわけで、対応として毎週の共用部清掃の際に、ゴミ庫前の除雪を追加しました(以下画像)。また回収されていないゴミの分別作業も清掃の都度お願いするようにしました。
除雪費用と分別費用は発生することになりましたが、美観がとても良くなりました。
この物件は、他物件と比べても、特に2~3月に入退去が発生しやすい物件であり、対策を取って良かったな、と実感しています。
その他にも、現在進行形の案件として、ゴミ箱が物件規模に対して小さすぎてゴミ箱が溢れやすくなってしまっている物件があり、もっと容量の大きなゴミ箱への変更を行ったりしています。
今回は管理会社を悩ませるゴミ問題について取り扱いしてみました。
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