スタッフブログ

いよいよ最高気温が10度を下回る日が増えてきました。
街中の木々も葉っぱを落としている真っ只中。

この落ち葉が、建物に多大な悪影響を及ぼす場面があります。
バルコニー等の排水目皿を落ち葉が埋め尽くして水の流れをせき止めてしまうのです。

今年の8月に受託したある物件で、管理受託後早々にバルコニーの水が溢れて室内に浸水。復旧費用に50万円以上かかる事案が発生しました。
建物の裏がちょっとした林になっており、落ち葉が溜まりやすい環境ではあったのですが、この落ち葉がバルコニーの排水目皿を埋め尽くしてしまいました。そして大量の雨が降り、逃げ場を失った水が室内に侵入してしまったのでありました。

なんとか、オーナー様の火災保険で復旧することは出来ましたが、こんな事態を発生させないことが一番。

そこで今回、バルコニー付き物件向けに、「バルコニー排水目皿の清掃依頼」と謳った注意喚起文書を配布することといたしました。

これから本格的な雪が降ることと思いますが、屋根等に溜まった雪が春先に溶け出して大量の雪解け水が発生します。それがバルコニー等をつたって3階→2階→1階→地中、と排水されていくのです。
もしもその途中のバルコニー等で目詰まりを起こしていたら、行き場の失った大量の雪解け水が室内に流れ込んでしまいます。

なので、雪が降る前、且つ、葉っぱが落ちるこの時期にバルコニー清掃を行うことはとっても重要なことなのです。
正直なところ、昨年の8月のオーバーフロー案件以外で、バルコニーの排水がオーバーフローしたことは一度もないのですが、だからと言って今後発生しないとは限りません。

というわけで今までやったことはありませんでしたが、今年からこうした注意文書を配布することといたしました♪
一人でも多くの入居者様が自室のバルコニーを清掃してくれると有難いですね♪