繁忙期明けの賃貸動向
4月以来のブログ更新となります。
昨年は、5月の更新はゼロ。
このままだと昨年同様ゼロになりそうな気配なので、慌てて記事を作成しています。
さて、3・4月の繁忙期が終わり、その反動で4月下旬以降はめっきり反響がなくなりましたが、ここ1週間程度は徐々に問い合わせ・申し込みも増えてきており安堵しております。
「3月は転勤・入社・入学等の人の移動が多いから成約しやすい」
「10月転勤の会社もあるから9月10月も期待できる」
「8月はお盆があるから動かない」
こんな感覚は皆さんお持ちだと思います。
「じゃあ他の月はどうなの?」と問うと、意外にピンとこない方も多いのではと思います。
ということで、直近2年の月別契約率をまとめてみました。
※ここでいう「契約」とは「契約開始」を意味しています。(契約書への署名捺印日ではありません)
如何でしょうか?
概ね予想通りといった感じかもしれませんが、こうして数字を出してみると面白いですね。
●3・4月は期待通りの契約数
●大型連休がある、5月・8月・1月の契約は少ない。
●意外にも12月の契約が多い(3月に次いで全体2位!)
●基本的に上半期(特に5月~8月)は低空飛行
家賃帯別にしたり、間取り別(単身なのかファミリーなのか)にデータを取れば、もっと色々なことが分かると思います。(大変なので今回はやめておきます)
5月の現状は冒頭に記載した通りではありますが、2~3万円台の低家賃帯の物件が動いている実感があります。
3~4月前半の繁忙期は、当然ながら引っ越し費用も高額になります。この時期に引っ越しをしなければならない事情がある方は別ですが、そうではない方は引っ越し料金が安くなる4月中旬以降に徐々に動き始める傾向にあります。
ついつい3~4月前半の繁忙期に期待してしまうところですが、この繁忙期にはまったく動かないのに、4月中旬以降、反響がくる低家賃帯の物件も結構あります。
「繁忙期」という言葉に踊らされることなく、物件ごとの特性を理解して、空室対策を行うことが重要ですね。
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